紅葉の巻機山【百名山】井戸尾根コース

またもや、雨のなかの出発
車のなかで目覚めて外を見ると、雨が降っていた。
関東近郊の百名山を登る「上州登山」の旅をはじめてから4山連続で雨だ。
ここまでくると、もうあまり感情が動かない。あきらめて、レインウェアを着こみ5時40分に出発する。
巻機山(まきはたやま・標高1967m)は新潟県と群馬県にまたがる百名山。今回は桜坂駐車場から往復する井戸尾根コースを歩いた。

まもなく雨は止んでくれた。
朝日が上がると気温も上がり、Tシャツで歩けるぐらいの陽気になった。歩く人も途中で立ち止まり、雨具をバッグに仕舞ったり、腰に巻いたりして、つかの間の休憩を取り、上を見上げる。
雨でドロドロになってしまった登山道を歩く。今日から投入した新しい靴もゲイターもあっという間に泥だらけになってしまった。
でも、マックパックのゲイター『カスケードゲイターII』は買って良かった。
スパッツは歩くたびにカサカサすれるのが気になっていたけど、ゲイターはすっきりしたデザインなので足さばきがしやすい。また、生地が硬いので、トゲや倒木でこすっても破れそうもない安心感があった。
紅葉の巻機山

登りきると、見晴らしの良い尾根に出た。
今日は人が多いなと思ったら、日曜日だった。20人ぐらいの団体が多い。

右手を見ると、こんもりとした尾根が連なっていて美しい。

ニセ巻機山の手前までくると、眺望が良くなる。
今日は紅葉を見るにはベストシーズンだった。雨が降ったあとで、葉が輝いていた。その尾根を歩く人が点々と見える。
巻機山まとめ
歩く距離は10キロを超え、なかなか手ごたえがある山だった。
桜坂駐車場に来た時には3割程度が埋まっている程度だったが、帰りは満杯で路駐もいた。駐車場にはトイレと水道があるのがありがたい。靴のソールに詰まってしまった泥を洗い流すことができた。
山を下りたあとは、『見晴らしの湯こまみ』で汗を流したあと、魚沼のスーパーで4日分の食料を確保する。ガソリンも満タンにして、山道を走った。
(2017年10月8日)
