今週末はどこに行こう?
登山初心者の私が困っているのは、「どの山に登るか?」。
とくに、一人で山登りをしているから、「どの山に登ればいいんだろう?」って迷ってしまうのです。
登山は仕事ではないのだから好きに登ればいいのだけど、どの山にも良い所があって決め手に欠ける。
かといって、知っている山なんて無いに等しい。
私は2017年の暮れに関西に引っ越してきたけど、関西圏で聞いたことのある山といえば六甲山ぐらい。その六甲山だって、おおよその場所が何となくわかるぐらい。神戸の近くのはず……たぶん汗
関東に住んでいたって、近くの山といえば高尾山と筑波山ぐらいしか知らなかった。登山が趣味でなければ、そんなものだろう。
『日本百名山』を参考にする
そこで、一昨年に登山を始めたときに参考にしたのが『日本百名山』だった。
『日本百名山』を「山選びの基準」にしてみようと思ったのだ。
それが当たった。
百名山を調べてみると、初心者でも登れる山が近くにあった。
そこで最初に登ったのが、山梨県の大菩薩嶺だ。ブログに書いたけど、感動して涙が出てきてしまった。そして、続いて登った金峰山も、その次の瑞牆山も素晴らしかった。あまりに感動したので、最近書いている『上州登山』という旅では、11個の百名山を2週間ほどかけて登ったりした。
だから、関西に引っ越してきた私は、関西でも『日本百名山』を中心に登るつもりでいた。百名山なら「ハズレ」がないと思ったからだ。
ところがどっこい。
関西には、滋賀県に伊吹山、奈良県に大台ヶ原山と大峰山の3つしかないのです!
長野県には30個もあるというのに、だ。なんて偏っているリストなんだコレ!!!(山が偏っているだけだが……)
長野に住んでいたときに、「山に登りたいから松本に住む」と言う人がいたけど、そういうことかと今更に気付いた。
そんなわけで、「当然、どこにでもあるべき」の百名山が関西には少なかったので、最近知った『日本二百名山』(←「百」ではなく、「二百」)。さらには300個の山を集めた『日本三百名山』なるものを基準に登る山を選ぶことにした。
一応私のような初心者のために載せておくと、
日本二百名山
日本二百名山(にほんにひゃくめいざん)とは、深田久弥のファン組織「深田クラブ」によって、クラブ創立10周年を記念して1984年(昭和59年)に選定された日本の代表的な200の山である。深田久弥が選んだ日本百名山に100の山を加えたものとなっている。(Wikipediaより)
日本三百名山
日本三百名山(にほんさんびゃくめいざん)とは、日本山岳会によって1978年(昭和53年)に選定された日本の300の山である。深田久弥が1964年(昭和39年)に選定した『日本百名山』の100座に、200座を加えたものである。その後、1984年(昭和59年)に深田クラブが選定した『日本二百名山』では、女人禁制の山上ヶ岳が除かれて新たに荒沢岳が追加されているため、日本百名山、日本二百名山、日本三百名山に選定されている山の合計は301座となる。(Wikipediaより)
深田久弥なるキーワードが出てきたが、いまは無視する。
三百名山なら「ハズレ」はないのかなと思っているがどうなんだろう?
まあ、山に登ったときに、「この山はハズレだ」と思ったことはないけれど、いい山ばかりだといいな~と思っている。
JMTのその後
話は変わるが、夏休みが長く取れないことが判明してしまった。
これでJMTには完全に行けないことになった。
あと数ページでガイドブックが読み終わるというのに。
おかげで、やる気がプツリと切れてしまった。