テント泊縦走で使っている全ての装備を紹介します
これまで山の縦走路やロングトレイルをいくつか歩いてきました。
それぞれのトレイルには独特の環境や気象条件の違いがあるため、使用する道具が変わってきます。その試行錯誤のなかである程度持ち物が定まってきたので、今回はその装備について紹介したいと思います。
以前『ロングトレイル全装備』の動画を投稿しご覧頂いた方もいらっしゃるかと思います。今回はその夏バージョンになります。夏の装備になって変わるのは、服装やシュラフなどの気温に関わってくる装備です。
夏山の縦走とロングトレイルでは同じ装備を使っています。特別な装備ではありませんが、何かの参考になれば幸いです。
テント泊の縦走で使う主な道具
Hyperlite Mountain Gear/3400 Junction
僕の場合、1泊2日だと40L程度、2~5泊だと60Lの容量を使用しています。
3400 は2400と比べると縦に長いため決して使いやすいとは思いませんが、シンプルなところが気に入っています。防水性の高い生地を使っているので雨や汚れが気になりません。カヤックの旅で使う防水パックの山バージョンといった印象です。
ビッグアグネス/フライクリークUL1EX
このテントは10年目です。
この間、いくつもテントを吟味してきましたが惹かれるテントがありませんでした。
気に入っているポイントは色。自然のなかに溶け込む優しい色が好きです。そして軽量であること。NEMOなど軽いテントも出てきましたが、買い替えるほどではないと感じます。設営も早いし、ダブルウォールで半自立式、デザインもよい。全ての面で平均以上の満足感があります。
モンベル/シームレスダウンハガー800 #5
北アルプスの夏山シーズンから低地でのキャンプまで使える寝袋です。このシュラフは2代目です。
「モンベルといったらシュラフ」というほど、何も考えずに選択しています。
サーマレスト/リッジレストスモール+ダイソー/座布団
昔使っていたリッジレストのショートバージョンをまた使用しています。
長さを補うために、ダイソーの座布団と併用します。
エアー式を使わない理由は値段が高いから。
それとザック内部に収納するスペースがないからです。もしハードな登山をするなら入れた方がよいけど、自分はやらないので外付けがよいです。
パンクしないし、雨にぬれても大丈夫。非常に持ちの良いマットです。
テント泊縦走の服装
化繊のTシャツ
Tシャツは「化繊を選ぶ」という以外はデザインの好みで選んでいます。化繊の特徴は軽くて乾きやすいこと。
昔は3000円くらいで良いTシャツが買えたけど、最近は5000円くらいする。メリノウールも惹かれますが値段がね……
もうユニクロに期待するしかない。
ユニクロの短パン or モンベルの短パン +タイツ
ユニクロの海パンです。わからないですよね(わかる?)。海パンなので白い網みたいなやつが内側についていますが、きれいに切り取りました。
本命は「山と道」のショーツ。これもお高い……ユニクロで充分かなと思っています。
モンベルの短パンは裾を自分でカットしてミシンで縫いました。ペラペラで軽いので2枚目にも使えるのが良いところ。
タイツは近所のスポーツ店でランニング用(たぶん)を買いました。
ファイントラック/ドラウトセンサー
現行のドラウトセンサーよりかなり薄手です。毎年買い換えようと思ってファイントラックの売り場に出掛けるのですが、厚手に変わったまま数年経ちます…もう戻らないのかな。洗濯するたびにどんどん色褪せていきます(笑)
こういうジャージみたいなのが一番使いやすいと思うんだけど最近は登山用品店で見かけません。
パタゴニア/フーディニジャケット
軽量のレインウェアを持つので毎回持って行くか迷うのがウィンドシェル。でも、あると便利なんですよね。
山で風に吹かれると急速に体温が奪われます。サッと着れるのがよいところ。レインウェアだと蒸れてしまいそうですが、フーディニはTシャツの上に羽織れるのが気に入っています。
パタゴニア/マイクロパフフーディ
夏の北アルプスなどの高山では必ずインサレーションウェアを持ちます。
最近は化繊のインサレーションウェアが軽く小さくなってきたのが嬉しいです。
モンベル/U.L.サーマラップパンツ
これまでダウンパンツを履いていましたが、羽毛の抜けが激しくなってきたので化繊に買い替えました。
収納サイズが若干大きいのが残念だけど、それ以外は同等に使えそうです。今シーズンから導入します。
それ以外の装備
これ以外の装備(小物類と食料)については、以前の記事とほとんど変わりがありません。
この記事には装備リストが含まれています。
ロングトレイルの食料
写真は4泊5日分の食料です。
基本は行動食でたくさん食べて、朝と夜は少な目という感じです。
軽量コンパクトでありながら高カロリーなものを選んでいます。
食料は切り詰めすぎると楽しくなくなるので注意してます。
昔、一週間くらいのトレイルで食料を切り詰めたときがあって、一日中食事のことばかりを考えていました。「あのクラッカー何枚食べていいのか」ばかり反芻して……(笑)
写真のも他の人から見たら少ないとは思うんだけど、これ以上はザックに入らないので我慢してます。
動画について
動画では記事で触れなかった道具についても紹介しています。ぜひご覧ください!
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。