天幕ほしぞら

テントに泊まる登山とロングトレイルの旅

1年分の『BE-PAL』を読んだ【BE-PAL 2016年】

1年分の『BE-PAL』を読んだ

雑誌を読むことから、アウトドアを再開することにした。

1か月ほどかけて、『BE-PAL』の1年分に目を通した。

 

久しぶりに『BE-PAL』を読むと、昔と内容がまったく変わっていないことに驚く。

雑誌の方針が変わらないのか、編集長が変わらないのかは知らないが、身近な自然の楽しみ方から海外のバックパッキングまで幅広くアウトドアスタイルを取り上げ、コアな道具や遊びに飛びつく感じも変わらない。

ぼくが読んでいたのは10代後半からだから、20年以上雑誌の雰囲気が変わらないのはすごいと思った。

 

変わっていたこともあった。

執筆陣の野田知佑さん、ホーボージュンさん、シェルパ斎藤さん…。みな歳をとった笑。

道具も、昔はヘビーデューティーな道具が好まれていたが、いまはすっかりウルトラライトが定着しているようだ。

 

若い執筆陣のなかでは、角幡唯介さんの記事が毎回読ませる文章で引き込まれた。

以前、『BE-PAL』の撮影に立ち会ったことがある。一緒に仕事をした懐かしい名前を発見して感動した。

 

以下は自分用メモ。

 

2016年1月号 クルマはの遊び道具だ!

野外でコーヒーを楽しむための道具を、家でも使ってみたい。

Garage の15-16ウィンターシーズン用“冬靴”図鑑。使う予定はないが、いつか参考になるかも。

 

2016年2月号 アウトドア派100人の欲しいモノ

ワクワクする道具があった。

モノラル/ワイヤフレーム 16800円 バックパックに収まる、約1kgの焚火台。

バック トゥ ライフ/ロールトップローテーブル 自作できそう。

ライトマイファイヤー/ファイヤーナイフ 4420円 1本で薪作りと火おこしができる焚き火用ナイフ

 

2016年3月号 木の家の生活術

サラリーマン転覆隊『五島列島で救出される!』がいい。

『The Way of Bike Packing』はバイク・パッキング術を紹介している記事だ。バイク・パッキングが自転車ツーリングと違うのは、以前のようにキャリアと左右振り分け式のパニア・バッグを使うのではなく、大型のサドル・バッグやハンドル・バー・バッグ、フレーム・バッグなどを装着すること。中には軽量コンパクトなキャンピング・ギアを収納して走る。山ではUL(ウルトラライト)の道具が浸透しているのは知っていたが、バイクにもその波があるとは知らなかった。俄然興味が出てきた。バイクがいいのは、MTB自体が道具としてカッコイイこと。ぼくも自転車が好きではないのに、MTBを3台乗り継いだ。UL系の道具、「ソラチタニウムギア」の焚火台126gが気になった。

角幡唯介さんの『エベレストには登らない』。自由になるには、他者の影響を排除し、自分ですべての行動を判断する。冒険における「生きている」という感覚は、そういう自由からもたらされる。

Garageのマクラが参考になった。テントで寝るときに、マクラがあると睡眠の質が違うことにあるとき気づいた。

 

2016年4月号 お金をかけない手作りキャンプ入門

特になし。

 

2016年5月号 バックパッカーと進化する旅道具図鑑

「道具の究極の目的は、目的の完遂だと思う。それ以上でもそれ以下でもない。」ホーボージュン氏の言葉に完全に同意する。

ウルトラライトの道具がすっかり浸透している。旅に出る前に装備を見直したい。もう一度じっくり読みたい号。

 

2016年6月号 野性力を身につけるキャンプ術

「カンタン手作りギアでキャンプはもっと楽しくなる!」のモノを作ってみたいと思った。「チョイ鍋つかみ」「究極のシンプルゴトク」「便利サコッシュ」など、お金をかけなくても自分で作れる。

 

2016年7月号 永久不滅の野外道具

「もうすぐ日本の川ではあらゆることが許されるようになる。魚を獲ること、泳ぐこと、旅をすること。全力で川に挑み、ときには命を落とすこと。」野田知佑さんの言葉。

シェルパ斎藤さんもずっと使い続けているという「ストームクルーザー」が気になる。ホーボージュンさんも使っていたと思う。

「生クリームから作る手作りバター」を作ってみたい。

小林廉宜さんの『森 PEACE OF FOREST』写真集を読みたい。「紅葉でいうとカナダ・ケベック州のローレンシャンの森は絶対に見に行ってほしい」とのこと。

 

2016年8月号 あなたの人生に最高のテントを!

テントは参考にならず。天塩川100キロをSUPで下る記事のツーリングマップのイラストが参考になった。

 

2016年9月号 オール1万円以下 ベストバイ200!

同じく、釧路川80キロをSUPで下る記事のツーリングマップのイラストが参考になった。

 

2016年10月号 新・野外料理大全

あまり好きな記事はなかった。

 

2016年11月号 アウトドア今昔物語

「ほんとうに気持ちいいキャンプ場」で紹介されていたキャンプ場のなかで、那須の「おだぎりガーデン」のツリーハウスが独特でリーズナブルでよかった。

 

2016年12月号 遊びグルマの作り方

ぼくが車中泊をするときは、目隠しのために銀マットを切り抜いて窓にはめている。高橋庄太郎さんは銀マットを車内高より少し大きめにカットして立てかけるだけの方法で簡単。必要な銀マットの量は大幅に増えるが、全面をふさぐので断熱効果も増えるのではないかと思った。