最近は「テント泊の山旅」に興味が出てきました。
私はバックパッキングやロングトレイルの経験はあるものの、純粋に「登山×テント」というスタイルの旅をしたことがありません。
そこで、登山専門誌の『山と渓谷 2015年5月号』の特集「夏のテント山行 入門とガイド」のなかで紹介されていた、奈良県の明神平~薊岳の周回コースに行ってきました。
でも、今回はテント泊はなし。日曜日がしっかりと雨予報だったので、「人気のテント場とはどんなものだろう?」という偵察のみになります。
人気のテント場、明神平を見学する
関西も6月下旬になって、ようやく梅雨入りしました。
雨がパラつくなかを出発しました。
林道には草木が覆い被さるように延びていて、緑のトンネルになっていました。
新緑の美しい時期が終わり、これから緑が鬱蒼としていくのでしょう。
残念ながら、テント場がある明神平はガスっていました。
あっという間にテント場に到着するので、はじめてのテント泊には丁度良いかもしれません。緑の世界なのが印象的です。
近くには山小屋と東屋があって、女性2人組が雨宿りをしていました。何となく近寄りがたかったので素通りしましたが、今日の登山ですれ違ったのは3組だけ。雨予報だったからかもしれません。
明知平から薊岳までは、ブナやミズナラの林を通り抜ける稜線が続きます。気持ちが良くて、かなり楽しめました。
東吉野村に入ると、川の風景がきれいです。
本流?のほうではアユ釣りをする人が川に立っていました。
【データ・メモ】明神平~薊岳(標高1406m)周回
【ルート】大又林道終点駐車場~明神平~薊岳~大又林道終点駐車場
スタートが遅かったので薊岳はパスしました。
薊岳から大又の駐車場に下りる道は踏み跡が薄いところがあります。私はテープを見落とさないように注意しました。そもそも、スマホなしでは下山ルートの分岐もわかりませんでした。もし、分岐が分かったとしても、スマホがなかったら遭難が怖くてこのルートに入るのをやめたと思います。
最初から最後までずっと杉林です。斜度がきつかったので、膝を痛めてしまいました。
登山口にある駐車場は比較的広いですが、若干斜めっているので車中泊は少しつらいかもしれません。
(2019年7月13日)