登山ではパーゴワークスのスイングMを、カメラバッグ代わりに使っています。
スイングMには、行動中に頻繁に取り出すミラーレスカメラに加え、地図とスマホがきれいに収まるので重宝しています。
生地は撥水処理がされているので、少々の雨であれば気になることもありません。
同じパーゴワークスから発売されているパスファインダーとの比較もしています。
- パーゴワークスのスイングM
- スイングMとスイングL
- スイングMのお気に入りのポイント
- スイングMとパスファインダーとの比較
- スイングMは理想的なカメラバッグ
- パーゴワークス スイングMの紹介動画を作りました
パーゴワークスのスイングM
僕は山に登るときは、バックパックのほかにチェストバックを使っています。
山を登るときは、ただ登っているだけなのかというとそうではなくて、意外とやることは多いですよね。
立ち止まって写真を撮ったり、水分を補給したり、行動食を摂ったり、スマホを見たり…
でも、何かをするたびにバックパックを下すのは面倒だから、どこかしら手の届くところにポケットが欲しくなります。
チェストバッグはそうしたときに便利なバッグです。
僕は、写真を撮ることが多いので、このチェストバッグをカメラバッグ代わりに使っています。
今日は愛用しているチェストバック、パーゴワークスのスイングMを紹介します。
スイングMとスイングL
パーゴワークスのスイングにはMとLというサイズ違いがあります。
スイングM 180x220x50 mm 1.2L 140g
スイングL 220x260x60 mm 2L 175g
スイングMのお気に入りのポイント
1. ちょうどいいサイズ感
僕は、スイングMにカメラと地図、スマホを入れています。
カメラはパナソニックのGX7MK2というミラーレスカメラで、普通のコンパクトカメラ(コンデジ)よりもふた周りくらい大きいです。これに標準ズームレンズを取り付けて、ぴったり収まります。普通のコンデジならかなり余裕があります。
スイングMは純粋なカメラバッグではありませんが、生地には厚くもなく薄くもない、若干のクッション性があるので安心です。
地図というのは、具体的には『山と高原地図』です。わりとかさばる地図も折らずに入れることができます。
あとは、行動中に取り出すことの多いスマホを収納しています。
2. 撥水性
登山中に雨が降ってきた場合は、バックパックを下ろしてチェストバッグを仕舞い、レインウェアを着ることになります。
でも、チェストバッグには行動中に必要な物が入っているので、パラパラとした雨のときにはわざわざ仕舞いたくはありません。
スイングMは生地に330デニールROBICナイロンを使用し、テフロン加工による耐久撥水処理がされています。少々の雨ならバックパックに仕舞うことなく歩き続けることができます。
3. 2wayで使えるストラップ
バックパックに取り付けるためのストラップと肩掛けにできるショルダーストラップが付属しています。バックルで簡単に付け替えができるのが便利です。例えば、バックパックをデポして貴重品だけを持って山頂を目指す場合は、ショルダーストラップに付け替えるというようなことができます。
デザインが良い意味で地味なので、服に合わせやすく、アウトドアに限らず観光でも使っています。
4. 幅広のベルトループ
ベルトループが付いているバッグは珍しくはありません。しかし、特にカメラバッグのほとんどは、昔から変わらず幅が狭いベルトループです。ループがベルト幅に合わせてあるタイプなのです。それだとヒップベルトのバックルが通らないんですよね。
スイングMのベルトループは、かなり幅広に作られています。手の平も入る余裕があるので、バックルを楽に閉めることができるのです。
5. 山で被写体を逃さない速写チェストバッグ
蓋の形状はフラップ式です。チャックだと完全に閉めれば物が落ちないし、フラップ式だとすぐに物を取り出すことができます。どちらにも利点はありますが、山で被写体を逃さない速写ケースとして考えるとフラップ式は使いやすいです。
しかし、裏地の蛍光色は気に入りません。視認性を良くしたらしいですが、前から見ると結構目立んです……
6. 体の正面に取り付けられる
体の正面にあるポケットは使いやすいです。イメージはドラえもんのポケット。体をひねらずに、両手で物の出し入れができます。エプロンのポケットなんかも便利ですよね。
小さなバッグを取り付けるときは、腰のヒップベルトやショルダーベルトにすることが多いと思うんです。でも、意外と使いづらいと感じることがあります。それは、ほんの少し体をひねったり、物の出し入れが片手になったりするからだと思います。小さいことですけど、物の出し入れを繰り返す場合は意外と負担になるものです。
スイングMとパスファインダーとの比較
パーゴワークスには、スイングMと似たラインに、パスファインダーがあります。
パーゴワークス代表の斎藤徹さんのお兄さんはアウトドアライターのホーボージュンさんですなのですが、ホーボージュンさんがお遍路をするときのために作ったチェストバッグを製品化したものがパスファインダーです。僕が遍路をしたときは、このときのホーボージュンさんの本を参考にしました。その後、海外のトレイルを歩くときには、パスファインダーを使わせてもらいました。
パスファインダーは容量があるので、コンパクトカメラや携帯、地図やチケットなど旅行で必要なものを収納できました。
便利なのが、前のジップを開くと、マップケースが目の前に飛び出す仕掛けです。遍路ではときおり住宅街を歩いたりするので、頻繁に地図を見ることになります。雨が降る日も歩きます。すると、こういう雨対策がされたマップケースがあると便利なのです。
スイングMとL。そしてパスファインダーのどれが合っているかは、必要な容量とデザインによると思います。
僕はパスファインダーに満足していましたが、新しく購入したカメラに合わせてスイングMに切り換えました。
参考)パスファインダー 170X240X60mm 3L 290g
スイングMは理想的なカメラバッグ
いかがでしたでしょうか?
僕はこの2年使用してきて、ほとんど不満はありません。
欲を言えば、完全防水でなくてよいので、生地だけでも防水のものを使ってもらえると嬉しいですね。
あと止水ファスナーは片手でだと開け辛いです。防水でないのなら、内側のポケットは撥水ファスナーでいいように思います。
あとは、ポケットを増やせば便利になりますが、その分大きくかさばってしまいますし、必要最低限のカメラ、地図、スマホの3つが入れば満足です。デザインも色も気に入っています。
というわけで、登山中に便利なポケットが欲しい人におすすめしたいパーゴワークスのスイングMの紹介でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
パーゴワークス スイングMの紹介動画を作りました
動画だと見た目やサイズ感がわかりやすいと思います。
ぜひご覧ください!