天幕ほしぞら

テントに泊まる登山とロングトレイルの旅

日帰り登山や旅行は、グレゴリーの『デイ&ハーフ』

背負うのではなく、着るものだ

日帰りのアウトドアでは、グレゴリーの『デイ&ハーフ』を使ってきた。

その昔、街やアウトドアで『デイパック』や『デイ&ハーフ』が流行った頃からの付き合いだから、20年以上になる。

 

私たちが最も大切にするのは、ユーザーが背負った瞬間から「着る」ように完璧に身体にフィットするパックをつくることです。

フィッティングの歴史|GREGORY ONLINE STORE|グレゴリー公式通販オンラインストア

 

グレゴリーのバックパックというと、有名なのは「パックは背負うのではなく、着るものだ」という宣伝文句。

バッグパックのロールスロイスとも言われるだけあり、背負いやすさはぴか一だ。

 

バックパックの形状

パックの容量が40L以上になると、その背負いやすさが特に気になる。

内容物の重量と嵩が増えるにつれて、背負ったときにバランスが崩れやすくなるのだ。

そこで、左右に振られず、障害物に引っかからない細身のデザインにしたり、厚手のショルダーベルトやヒップベルトにより荷重を分散させる。

通常、大きいバックパックになると、雨蓋式を選択することになる。

 

では、40L以下の小さいバックパックも同じ基準で雨蓋式にするのが良いのかというと、僕の場合は違う基準で選んでいる。

日帰り程度では荷物の量は少なく、重量も軽いから、そこまで背負いやすさを気にする必要はない。

 

そこで重要視しているのは「使い勝手」だ。

その「使い勝手の良さ」で『デイ&ハーフ』は群を抜いている。

 

『デイ&ハーフ』の好きなところ

その使い勝手の良さを際立たせているのが、ジッパー。

とにかく、グレゴリーのジッパーはスムーズ。

小さい力でも抵抗なく開けられるジッパーのおかげで、荷物の出し入れが抜群にしやすい。すぐに引っかかってイラっとくるチープなジッパーとは全然違う。

 

しかも、フルジップのデザインだから、底に詰めた荷物も難なく取り出せる。

ジッパーがスゥーと開いて、パカッとフルオープン。

この使いやすさは一度経験したら辞められない。

 

ぼくは、このジッパーのために、グレゴリーを選んでいる。

 

そして、33Lの容量も使い勝手がいい。

例えば、26Lの『デイパック』だと日帰りでも入らない荷物が出てくるが、『デイ&ハーフ』だとそういうこともない。荷物を厳選すれば1泊もOK。登山や釣り、旅行にも何にでも使える丁度良いサイズ感だ。

 

日帰り登山用のバックを買い替える

そんな最高のデイパック、『デイ&ハーフ』にも限界がくる。

裏地のポリエステルコーティングが加水分解で剥がれ、べたべたしてきたのだ。

 

これまでは、最高のデイパックだからと、迷うことなく買い替えてきたが……

ついに新しいデイパックに浮気してしまった。