天幕ほしぞら

テントに泊まる登山とロングトレイルの旅

日帰り登山 | 剣山ならオッサンも映える

剣山で自撮り

 

 

9月の四国遠征2日目は、剣山を日帰りで登りました。

圧倒的な風景は自撮りで映えます。おっさん(40代半ば)どうでしょう。

帰りは、日本三大秘境のひとつである祖谷のかずら橋を観光しました。

 

 

剣山

剣山(つるぎさん/標高1955m)は徳島県にある山で、四国にある日本百名山2座のうちの一つだ。古くから修験道のメッカとして知られる霊峰である。

ちなみに、四国の日本百名山のもうひとつは愛媛県の石鎚山で、こちらも山岳信仰の山だ。

 

剣山の神社

剣山の花

剣神社と登山者

 

剣山から次郎笈へ

剣山は別名「太郎笈(たろうぎゅう)」と呼ばれるが、剣山と対峙するようにそびえている山が「次郎笈(じろうぎゅう)」だ。この剣山から次郎笈に至るまでの景色が特に素晴らしかった。

 

剣山から次郎笈

剣山から次郎笈へ行く登山者

次郎笈

立ち枯れた木

 

次郎笈を過ぎると人が少なくなる。

僕的にはこちらのほうが好きな道だった。

トレイルは笹の原を延々と延びている。あの山の向こうはどんな風景なんだろう。

 

次郎笈からの登山道と自分

次郎笈からの登山道

次郎笈へ向かう登山者

 

『奥祖谷二重かずら橋』を観光

下山後は、『奥祖谷二重かずら橋(おくいやにじゅうかずらばし)』を見学。500円を払って観光するのはポリシーに反する(ケチなだけ)けど、もう来ないかもしれないから一応観光しておく。

祖谷は日本三大秘境だそうだ。

 

かずら橋と渓谷

映画のセットみたいな橋。結構スキマが空いていて、微妙にドキドキする。

 

奥祖谷二重かずら橋と外国人観光客

奥祖谷二重かずら橋と外国人観光客


1年前は、オッサン一人で観光しているのが恥ずかしかったが、いまは慣れてきてしまった。普通はカップルが乗るような『野猿(やえん)』と呼ばれる人力ロープウェイにも独りで乗ってしまった。

 

剣山日帰り登山メモ

剣山の登山コース 見ノ越~剣山~次郎笈~丸石(往復)

剣山にはいくつかルートがある。

僕は上りは大剣道ルート、下りは遊歩道ルートで下った。

 

剣山へのアクセス

前日のカヤックツアーの常連さんから聞いていた通り、登山口に至る道が通行止めだった。迂回したために、到着が深夜になってしまった。そのため、三嶺(みうね)から見ノ越まで歩く計画を断念した。

通行止めの情報はネットで見られるので、登山計画中の方はご覧になってください。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

(9月15日)

夏の四国は、「海」「山」「川」のアウトドア天国!

瀬戸内海でシーカヤック

 

 

9月の最初の3連休は、関西圏からもアクセスしやすい四国へ行ってきました。

 

僕は30代になるまで関東に住んでいたのですが、その頃の四国の印象は「何もないところ」でした。四国は遠いし、関心が低かったので、一生行くこともないだろうなと思っていたぐらいです。すいません。

でも四国遍路で1200キロを歩くことになり、50日間滞在してからは、四国の大ファンになりました。温暖な気候、美しい海、大きな空、温かい人たち……。

 

9月の3連休は、そんな四国の「海」「山」「川」で遊んできました。

 

 

1日目は、「瀬戸内海でシーカヤック

瀬戸内海でシーカヤック

 

1日目はシーカヤックのツアーに参加し、東かがわの海を漕いできました。

 

天気は晴れ。

午前中は沖合いの島を目指しました。

「しばらくカヤックを漕いで沖合いに出たら、2、3分おきに後ろを振り返って、現在地を確認してください。」

出発した浜の位置が真後ろにあればまっすぐ進んでいますが、違う方向にあれば潮に流されていることがわかるという塩梅です。

今回の参加者は、常連さんと初心者の僕でしたが、ガイドさんは親切にもレクチャーしながら漕いでくれました。

人間は海という大自然のなかではあまりにも無力です。

シーカヤックでは天候や潮の流れなど気を遣う場面が多いので、こうしたレクチャーは非常に勉強になります。

 

午後は、岸と平行に漕ぎ進みました。

カヤックの良さは海からでしか近づけないような浜に上陸したり、海から岸の風景を見たりできることです。9月なのでまだ日差しも強く、海水もぬるい時期。浜で休憩したときは海に飛び込んで気持ちがよかったです。

 

面白かったのは、トビウオの赤ちゃんを見れたこと。カヤックと平行してトビウオの赤ちゃんが泳いでいたのですが、水面の上を本当にびゅーんと「飛ぶ」のがすごかった。

 

僕は人付き合いが苦手なので、こういうツアーは尻込みしてしまいます。雑談が続かずに一人だけ浮いてしまうのは毎度のことですが、最近は少しずつ人慣れしてきた気がします。

もう若くないので体が動くのはあとわずか。臆せずに参加していきたいと思っています。

 

2日目は、「剣山を日帰り登山」

2日目は「山」。

四国には日本百名山が二つあります。そのうちのひとつ、剣山に登ってきました。

これは写真があるので別記事にしたいと思います。

 

剣山のハイカー

 

3日目は、「吉野川で激流ラフティング」

初めてラフティングに挑戦しました。

正直言って、ラフティングにはまったく興味はありませんでした。

だって、皆でゴムボートに乗ってわーって下るのはあまり冒険心は動かないですよね。

でも、想像していたのよりも断然面白かったです。

 

まあ、でもオッサン一人参加の場違い感はすごかった(笑)

参加者は母娘を除いて、10~20代の若者ばかり。今回のようなツアーのイベントに限らず、何かの集まりで最年長者になったのは初めてでした。後で若い人たちに集合写真を見たら、本気でガッカリ。こんな時が来るなんて……

 

スタッフさんの掛け声に合わせて、パドルをあげて「イェーイ」とか、岩からの飛び込みとか、始終テンションが高いので、どのように反応すればいいのかいちいち考えてしまいます。正直、世界に誇る小歩危の激流よりも、断然難易度が高かったです。

 

でも、本当に楽しかったです。

それも、スタッフさんとリピーターの方が、すごく気を遣ってくれたから。ありがとうございます。

それにしても、若い時から毎回こんなテンションの週末を過ごしていたら、性格変わってたかも。

 

小歩危

  

上から見るのとは全然違い、落差があります。

ラフティングはスタッフさんが撮った写真しかないので、今回は写真はなしです。

(9月14~16日)

『げんさんとよーこさんの山ごはん』山奥の清流で山ごはん修行してきました

マッシュルームとうずらのアヒージョ

 

 

紀伊半島の山奥にて、2度目の「山ごはん」修行をしてきました。

本日のレシピは、『鶏白湯丼』と『マッシュルームとうずらのアヒージョ』。

 

ついでに、清流を泳いで、夏を満喫してきました。

 

 

山奥の清流で「山ごはん修行」

清流で自撮り

 

先週の『ベーコンとパンのソテー』が美味しかったので、また修行に行ってきました。

向かったのは、先週の場所に程近い紀伊半島奥地の名もなき清流。

この先に行くと、突然水嵩が増えて帰れなくなるかもしれない、という恐怖心を抑えこみながら入渓しました。

 

清流の水

透き通る水

清流の水

ブナの大木

 

といっても、ビビりな僕は数十分歩いたところでほどよい河原を見つけたので、そこをベースキャンプにすることに。

 

清流でシュノーケリング

 

今回はシュノーケルのセットを持ってきましたので、まずは水浴。

おぇー冷めてー

心臓麻痺になったら誰も助けてくれないから、胸に水をバシャバシャとかけて水慣らし。意を決して、ゴボゴボと潜りました。そして川のなかを見渡すと、綺麗なアマゴが「なんだコイツ」とでもいうように遠巻きに僕を見ながら泡の中へ。ブハハハ。何ともユーモラスな顔。思わず笑ってしまい、水がズボボと口に入ってきて溺れるかと思いました。

 

『鶏白湯丼』を作ってみた

山ごはんのレシピ本『げんさんとよーこさんの山ごはん』を参考にして、『鶏白湯丼』を作りました。

 

『げんさんとよーこさんの山ごはん』

大人気の山ごはんブログ「げんさんの山めし礼讃」を主宰するげんさんと、料理家・フードコーディネーターとして活躍する蓮池陽子さんのコラボレーションによる山ごはんレシピ集。

引用元:げんさんとよーこさんの山ごはん 簡単でおいしい絶品メニュー85

 

『鶏白湯丼』の材料

『鶏白湯丼』の材料

鶏白湯丼

『鶏白湯丼』


作り方は、カンタン!

鍋キューブを溶かした湯のなかに、材料を投入すればできあがり。

 

「お子様の舌」を持つ僕にも合う味。『鶏白湯丼』は、リピートしたいと思いました。

固形が半分余るのが難点。二人分を作るなら問題ありません。

 

『マッシュルームとうずらのアヒージョ』も作ってみた

『マッシュルームとうずらのアヒージョ』の材料

『マッシュルームとうずらのアヒージョ』の材料

マッシュルームとうずらのアヒージョ

『マッシュルームとうずらのアヒージョ』

 

二品目は『マッシュルームとうずらのアヒージョ』。

『げんさんとよーこさんの山ごはん』の写真を見ると美味しそうだけど、「アヒージョ」って何だろう?

初めて食べるから、正しい味になるのかわからないけどチャレンジしてみました。

うずら卵とかマッシュルームの水煮も買ったことないので、店員さんに探してもらい……。

 

さすがに出来上がりはオシャレな感じで美味そうです。

でも、なんだこれ。辛いぞ。

 

『マッシュルームとうずらのアヒージョ』を実食

マッシュルームとうずらのアヒージョのパスタ

 

本には、「残ったソースでパスタを作ってもGood!」と書いてあったので、パスタをゆでて和えてみたら食べやすくなりました。うん、なかなかの味。

しかし、にんにくの匂いがやばかったです。家に帰ってからバックパックの中を開けたら、強烈なニンニク臭が。ゴミを捨てても、臭いがバックパックに染みついてしまっています。勘弁してくれ、俺の愛用しているバックパックが……。

帰って調べたら、「アヒージョ」とは「にんにく」の意味だそうです。スペインのバルなんかで食べられる小皿料理だとか。

 (一日天日干ししたら匂いがとれました)

 

食後は、さらに奥地へと探検。

数分行ったところで満足したので、本日の修行を終えました。

 

清流を探検

清流を探検

清流の夕景

今日も遊んだぞ。

(9月7日)