紀伊半島の山奥にて、2度目の「山ごはん」修行をしてきました。
本日のレシピは、『鶏白湯丼』と『マッシュルームとうずらのアヒージョ』。
ついでに、清流を泳いで、夏を満喫してきました。
山奥の清流で「山ごはん修行」
先週の『ベーコンとパンのソテー』が美味しかったので、また修行に行ってきました。
向かったのは、先週の場所に程近い紀伊半島奥地の名もなき清流。
この先に行くと、突然水嵩が増えて帰れなくなるかもしれない、という恐怖心を抑えこみながら入渓しました。
といっても、ビビりな僕は数十分歩いたところでほどよい河原を見つけたので、そこをベースキャンプにすることに。
今回はシュノーケルのセットを持ってきましたので、まずは水浴。
おぇー冷めてー
心臓麻痺になったら誰も助けてくれないから、胸に水をバシャバシャとかけて水慣らし。意を決して、ゴボゴボと潜りました。そして川のなかを見渡すと、綺麗なアマゴが「なんだコイツ」とでもいうように遠巻きに僕を見ながら泡の中へ。ブハハハ。何ともユーモラスな顔。思わず笑ってしまい、水がズボボと口に入ってきて溺れるかと思いました。
『鶏白湯丼』を作ってみた
山ごはんのレシピ本『げんさんとよーこさんの山ごはん』を参考にして、『鶏白湯丼』を作りました。
『げんさんとよーこさんの山ごはん』
大人気の山ごはんブログ「げんさんの山めし礼讃」を主宰するげんさんと、料理家・フードコーディネーターとして活躍する蓮池陽子さんのコラボレーションによる山ごはんレシピ集。
引用元:げんさんとよーこさんの山ごはん 簡単でおいしい絶品メニュー85
作り方は、カンタン!
鍋キューブを溶かした湯のなかに、材料を投入すればできあがり。
「お子様の舌」を持つ僕にも合う味。『鶏白湯丼』は、リピートしたいと思いました。
固形が半分余るのが難点。二人分を作るなら問題ありません。
『マッシュルームとうずらのアヒージョ』も作ってみた
二品目は『マッシュルームとうずらのアヒージョ』。
『げんさんとよーこさんの山ごはん』の写真を見ると美味しそうだけど、「アヒージョ」って何だろう?
初めて食べるから、正しい味になるのかわからないけどチャレンジしてみました。
うずら卵とかマッシュルームの水煮も買ったことないので、店員さんに探してもらい……。
さすがに出来上がりはオシャレな感じで美味そうです。
でも、なんだこれ。辛いぞ。
本には、「残ったソースでパスタを作ってもGood!」と書いてあったので、パスタをゆでて和えてみたら食べやすくなりました。うん、なかなかの味。
しかし、にんにくの匂いがやばかったです。家に帰ってからバックパックの中を開けたら、強烈なニンニク臭が。ゴミを捨てても、臭いがバックパックに染みついてしまっています。勘弁してくれ、俺の愛用しているバックパックが……。
帰って調べたら、「アヒージョ」とは「にんにく」の意味だそうです。スペインのバルなんかで食べられる小皿料理だとか。
(一日天日干ししたら匂いがとれました)
食後は、さらに奥地へと探検。
数分行ったところで満足したので、本日の修行を終えました。
(9月7日)