『感動の径』を見つけてしまった
最近、グーグルマップを見ていたら、興味を惹かれるものを見つけてしまいました。
その名は「感動の径」。
そのまんまですけど、この道を歩いたり走ったりすると、「すご~い」となるんだなというのが伝わってくるネーミングです。
「道」ではなく「径」というところに、自信ありげな感じが漂っています。これは行かざるを得ません。
今回は、この道を折りたたみ式のミニベロで走ってみました。もちろん車でドライブでもOKです。動画も撮りましたので、ご参考にどうぞ!
ダホンHITを簡単に紹介
ダホンのHitという折りたたみ式のミニベロを買いました。
買って間もないのですが、とにかく買って良かったモノ2022年の1位じゃないかと思っているくらい喜んでいます。
ダホンはアメリカの自転車メーカーです。
折りたたみ自転車で有名で、『ゆるきゃん△』にも登場しました。
今回買ったのは、『Hit』というモデル。ダホンのなかではルートと並んで最廉価のモデルです。
カラーは5色展開で、ぼくはバーントメタルを選びました。
タイヤ径:20inch
重量:12.2kg
車に積む際は、段ボールに入れると良いと思いました。ただ、折りたたみ自転車とはいえ、車に積むと意外と場所を取りました。
折りたたみ自転車って楽しかったんだ
これまで僕が乗ってきた自転車は、ママチャリかマウンテンバイクでした。
折りたたみ自転車はタイヤの径が小さいから漕ぐのが大変そうだと思っていて選択肢には在りませんでした。
でも、今回乗ってみて印象がガラリと変わりました。
とにかく軽快なんです。
軽快さの理由は二つあって、やはりコンパクトなところが良いです。
小さくて、軽いから取り回しがしやすいです。持って運んだり、方向転換したりするときに軽快さを感じます。
また、小さくて軽いことは運動性能にも影響があります。小回り効いて、意外と速いのです。
だから、自転車に乗るのが楽しくなりました。ママチャリだと何も感じない近所の風景も、ミニベロだと「自転車を楽しんでる」感やスポーツ感みたいなのがあって、「ペダルを漕ぐこと」が楽しいと感じるのですね。食料の買い出しなのに楽しい。マウンテンバイクやクロスバイクに乗ると、「ちょっとスピードだすか」と攻めの気持ちになるかと思いますがそんな感じです。
そしてもう一つの軽快さは、見た目がオシャレ過ぎたり、格好良すぎないところ。
自分で感じているだけかもしれないけど、ミニベロはちょっとおしゃれで、ちょっとかっこいいと思います。でも、オシャレ過ぎず、格好良すぎず、「普通」の域は出てない。
運動性能はそこそこ楽しめるのだけど、見た目が普通だから肩の力が抜けている。そこに気楽さを感じるのです。
『感動の径』の見どころ
『感動の径』とはネーミングが絶妙というかずるいかなと思います。感動とか、泣けるとか、心が震えるみたいな文句には逆らえないんですよね。
もし、栃木に「泣ける一本の道」、とか、徳島に「心が震える小路」とかあったら、絶対に行きたい、行くだろうなという気はします。(特定の地域をディスってるわけではありません)
『感動の径』は北海道の網走市にあります。
広大な畑の真ん中を走る一本道です。
網走というと刑務所しか思い浮かばない自分でしたが、近くには観光スポットが点在しています。
オオハクチョウが飛来する濤沸湖やオホーツク海に突き出す能取岬など見どころが多く、それこそ、『いっぽんの道』や『天に続く道』も網走の隣の斜里にあります。世界遺産の知床や屈斜路湖なども車で行ける範囲です。
『感動の径』の遊び方
観光の方法
車でドライブするのが一般的な観光の方法だと思います。途中の『感動の径ビューポイント』には駐車場も用意されています。
今回は初めてのサイクリングでここを走ってみましたが、一日遊ぶにはちょうど良い距離だと感じました。
じゃがいもの花が咲く頃や麦の穂が色づく頃など季節によって風景が変わるそうです。
僕が行ったときは、ちょうど収穫が終わったころのようで、作物が刈り取られた後や土しかない感じでした……
アクセス
感動の径の起点はJR呼人駅付近とJR鱒浦駅付近です。
僕は車に自転車を積んで行ったので、呼人浦キャンプ場にテントを張って、そこから一周してみることにしました。距離は約30kmです。おすすめは僕と同じまわり方の「時計回り」です。反対にまわると、長い登りがあります。
もし輪行で同じように一周する場合は、JR網走駅を起点にすると良いと思います。
初めての折りたたみ自転車におすすめ
ダホンの『ヒット』のおかげで、サイクリングに目覚めたかもしれません。
車と違い、自転車は道中が楽しめるのが良いですね。
車なら通り過ぎてしまう風景でも、走れば風や天候を感じます。
走っていると、虫がピチピチ顔に当たったり、肥料の臭いにむせそうになったり、日が照ると首筋が焼けるし、トラックが通り過ぎると、風に煽られて帽子が飛びそうになる。海の潮の匂い、街の匂いを感じながら行くことができます。
そうやって、土地を感じながら移動できるのが楽しく感じました。
そして、半日で約30キロを走れることにも驚きました。普段は歩きの旅で1日で20キロが限度でしたが、この走行距離は魅力的です。
肩の凝らないサイクリングは楽しいですね。
初めての折りたたみ式ミニベロとしては、値段の手頃なダホンの折りたたみ自転車『Hit』はおすすめかなと思います。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
動画について
ダホンの『ヒット』で『感動の径』をサイクリングしました。折りたたみのやり方や『感動の径』の雰囲気がわかりやすいと思います。ぜひご覧ください!