登山では、登山靴の代わりにトレイルランニングシューズを履く人が増えました。
僕もアルトラのローンピーク4.5を愛用しています。 ローンピーク4.5は幅広のトゥが特徴で、履いた初日からフィットした快適なシューズです。
今回はなぜローンピーク4.5を購入したのか、3つの理由を紹介します。
アルトラ ローンピーク4.5の特徴
アルトラは、アメリカのユタ州に本社を置くブランドです。
“正しいランニングフォームを自然に獲得できるシューズ”というのが謳い文句です。
アルトラは、世界で始めて「ゼロドロップ」と言うコンセプトを搭載しました。
お手持ちの靴を見て頂くと大体がそうだと思いますが、ほとんどの靴はハイヒール(踵がつま先より上がっている状態)でデザインされています。このような靴は、体が前傾姿勢になってしまうので、直立を保とうとするあまり体のバランスが崩れがちです。
一方、アルトラは踵とつま先の比率が1:1、つまり、踵とつま先が同じ高さになるようにデザインされているので、自然で正しい姿勢を保つことができるというのが大きな特徴です。
アルトラ ローンピーク4.5 を購入した3つの理由
1. カラーリングが好き
実は、他の靴を買いに行ったのですが、カラーリングに惹かれてこっちを買ってしまいました。
お目当ての靴を見る前に、店内のシューズを品定めしていたら、このローンピークが「履く前から汚れてる感」のオーラを放っていたんです。オッサンだから、「赤色」とか「青色」とか、キラキラした色は恥ずかしいんですよね。「おお、いい色してるな~」って前のめりに飛びついてしまいました。
試しに履いてみたら、足にフィットするし、軽いし、カッコいいので即決しました。
2. 足裏感覚がある
登山では地面からの突き上げから足を保護するために厚いソールが好まれることが多いです。しかし、僕は足裏の感覚があるほうが安心感があるので、重い荷物を背負う縦走でもトレランシューズを履いています。
アルトラはストーンガード™というテクノロジーで、岩場での突き上げを軽減してくれます。
ソールのデザインは動物っぽくてかわいいですよね。今のところ、岩場でもすべることなく安定したグリップを感じられます。
3. 履き心地が良い
ラストのデザインも特徴的です。
つま先部分にかなり余裕があります。指が自由に動くので快適です。
そのせいか、初日に履いた瞬間から足になじんでいたのには驚きました。下山しても、何のトラブルもなく。
靴は初日にして泥だらけになってしまいましたが、ミリタリー調のカラーリングとあいまって、おろしたばかりのシューズとは思えない貫禄。
デメリットは、トゥが幅広のため、木の根のような出っ張った部分に引っかかるシーンが増えたこと。
ほぼ毎回引っかかってコケてます。そのたびに、「今のは穴が開いたな……」とがっかりしてつま先を確認するんですが、生地は頑丈なようでそのたびにホッとしています。
でも、かなり気に入っています。今までで1、2を争う靴です。
足になじむ時間が一切かからなかったので、「即戦力」といった感じです。
アルトラ ローンピーク4.5の紹介動画を作りました
今回は、初めて動画を作ってみました。
登ったのは、行者還岳です。
行者還トンネル西口から出発しました。以前、近くの「八経ヶ岳」に登ったのですが、同じ登山口になります。(記事は後ほどアップするかもしれません)。
はじめは登りが続きますが、稜線に出るとアップダウンの少ない見通しの良いトレイルになります。そこが大峯奥駈道です。
行者還岳(ぎょうじゃがえりだけ)は、奈良県の天川村と上北山村にまたがる標高1,546mの山。
その険しい山容により、役行者をして一度は引き返させたという伝承からこの名が与えられている。-Wikipediaより
実は今回の登山では、所々で動画を撮っていたために時間がなくなってしまい、頂上に立つことなく途中で引き返してきました。がっかり。コースタイムの2倍くらいかかったと思います。
これまでは、気まぐれで動画を撮ることはあったものの、編集することはなく撮りっぱなしでした。
そして今回、「編集らしきもの」をやってみると、「構成的なものが必要?」とか「写真とは撮り方が違う?」とか、当たり前だけど、全くやり方がわからなくて手こずりました。写真を撮る同じカメラで動画が撮れるんだから、変わりないと思ってたんですけど、写真とは全く違う知識とか技術が必要なようなようです。
良かったら、見て頂けると嬉しいです。
(8月14日加筆)