天幕ほしぞら

テントに泊まる登山とロングトレイルの旅

展望が素晴らしい【百名山】筑波山 

筑波山登山

登山を始めたばかりだと、何を基準に登ればいいかわからない。

百名山なら間違いはないだろうということで、筑波山に行ってきた。

 

筑波山(つくばさん)は茨城県にある山だ。百名山のなかでは最も標高が低く標高は877m。西の男体山と東の女体山からなる。登りはコースによって2時間弱かかるが、ケーブルカー、ロープウェイを使えば10分弱で山頂駅まで行ける。私にとって百名山は4座目になった。

 

筑波山の登山客

 

車を筑波山神社付近の市営駐車場に停め、登山道に入る。

展望があまりないまま樹林帯を歩くのは、先週の瑞牆山と同じだった。

見るものがないので、木の名前を覚えながら行く。今まで杉とひのきの違いが判らなかったが、何となくわかった気がする。ひのきの幹は上品だ。杉は皮がめくれて荒々しい。

 

筑波山の山頂

 

山頂駅付近はレトロな雰囲気だった。

昭和の頃からありそうな展望台や土産物屋のまわりに、お弁当を広げた人たちでにぎわっている。

人が多いのは、ケーブルカーやロープウェイで一気に観光客が登ってくるからだろう。

 

山頂からの眺望

 

山頂に向けて登る。

800メートルしかないが、周りは平地のため頂上からの景色は高度感がある。スカイツリーと都心のビル群が見えた。良く晴れて、清々しい風が気持ちいい。

 

百名山のなかでも初級者向けの山だが、思ったよりも手応えがある。展望は抜群で、さすが百名山だなと思った。百名山ばかり登っていたら、毎回楽しめそうだ。

 

今回の反省点は、白雲橋コースで登るはずが登山口を間違えて違うルートで登ってしまったこと。地図を忘れたので他の人のあとをついて登ったら、違うルートに入っていることに途中で気付いた。やはり地図は必ず持ちたい。

(2017年6月17日)