コミュ障は都会のほうが向いている
日本縦断の旅をして「住みたい場所」は決まっていたが、事情で住み慣れた関東に移った。
都会は人が多いから居心地が良い。
人付き合いが苦手だと田舎が向いていると見られがちだが、私は都会に住むほうがラクだ。人が少ない田舎では、逆に人の目が常にあり、噂話の対象になっていたりする。
逆に、都会は人が多いから他人に無関心だし、自分が浮いていても人の中に紛れられるからラクに生きられる。
1年だけの寄り道の予定が、ついズルズルと引伸ばして半年もオーバーしてしまった。
もうそろそろ出発しないといけない。
残りの人生は短い。いつ終わってしまうかもわからない。
関西の物件を見る
関西にある物件(アパート)を見に行った。
アパートは住宅街にあったが、周辺はのんびりとした印象だった。
交通量は少なく、歩いている人もあまり見かけない。畑が広がり、空が広い。
アパートを見せてくれた人が、聞き慣れない訛りだった。テレビで聞く関西弁よりももっと穏やかな印象。耳に心地良いトーン。一方で、自分のテリトリー外にいる緊張も感じた。
アウトドアフィールドは、現在よりも近くなるのは嬉しい。
だが、まだ遠すぎる。
この物件を踏み台に、もっと近くに移り住むしかないだろう。
アパートの近くの川は桜が咲いていた。その下で弁当を食べた。
(4月)