GPSの必要性
数年前に旅した海外のアウトドアフィールドでGPSの必要性を感じた。
海外のフィールドは広く、標識も少ない。
また、シーカヤックで海を旅するときもGPSが必須だ。
しかし、GPSは少々敷居が高い。
それで、自分のような何も知らない初心者でも参加できそうな講習はないか探してみた。
そして、モンベルの『山歩き講習会<GPS入門編>』というイベントを見つけた。
モンベルの『山歩き講習会<GPS入門編>』
参加者は普段から山をやっている人が多かったようだ。
すでにGPSを所有しているという人は1~2名だったので、GPSに関しては初心者という感じだった。
当日はいくつかの機種が用意されていた。
ぼくはガーミンの『eTrex 20xJ』を選択した。
最低限の機能があって、値段が手ごろな機種だ。
講習は半日で、机上講習と実地に別れる。
机上講習では、GPS端末の設定やルート作成の方法のカンタンな説明を受けた。
そして、実地では作成したルートに沿って市街地を歩いた。
ガーミンGPS『eTrex 20xJ』を使った感想
実際にGPSを使った感想を正直にいうと、自分のレベルの登山では必要ないと思った。
GPSの操作は意外と簡単だった。しかし、画面が小さくて地図が見にくいのが致命的なのだ。
最近使いはじめた登山アプリのほうが、断然見やすいし、使いやすい。
いまのところスマホのGPS精度に不満はないし、GPSが必要になるシーンは想像できなかった。
ただし、海や雪のフィールドに出るようになったら、GPSの評価も変わってくるかもしれない。
また、海外でのアウトドアフィールドには、やはり持って行きたい。
スマホは電池の持ちが悪いし、どこかにぶつけて壊したり動かなくなったりしそうだ。その点で、ガーミンGPSはアウトドアでの実績もあるから、海外の長距離移動では頼りになる。
大きさや重量も気になるほどではないから、臆病なぼくが保険として持つにはいい。
いつもならこのような講習には尻込みしてしまうが参加できてよかった。
モンベルの『山歩き講習会<GPS入門編>』は、ほかの機種にも触ることができるし、「GPSってどんな感じだろう」という初心者にとっては満足できる内容だった。