天幕ほしぞら

登山、カヤックの初心者が極上のフィールドを旅して、暮らす。

山に「登らない」理由と「登りたい」理由

山に登らない

ぼくはアウトドアが好きだが、山には登らない。

 

誰かに誘われて年に1回ぐらいは低山に登ることはある。

その度に、山を歩くのは気持ちがいいなとは思う。

でも、次の山に率先して登りたいとは思わない。

 

ブログを書きながら思い返してみたら、「独りで山に登ったことがない」という事実にはじめて気がついた。

 

登山をやらない理由

なぜ山に登らないのか。

それは、「出発した瞬間から帰ることを考えている」からだ。

 

やっと日常から逃れて非日常に出発したのに、つねに下山のこと(日常へ帰ること)を頭の片隅に置きながら行動していることが腑に落ちない。ピークを落としても喜び半分、まだ帰りのことが気になっている中途半端な感じ。だから、登頂までは楽しくても、下山ですごく消耗してしまう。

特に、同じ道を行って戻って来る登山にはまったく行く気がしない。

 

魅力的な登山のスタイル

ぼくは旅行が好きだけど、「帰ることを常に考えているか否か」の点に登山と旅行の違いがあると思う。

旅行も出発したら、いつかは家に戻る。しかし、帰りのことを考えるのは最終日の前夜ぐらい。それまでは、新しくやってくる出来事を全身全霊で楽しんでいる。

 

だから、そういう登山なら興味がある。

例えば、信越トレイルに代表されるロングトレイルやテントを担いで何日もかけて縦走するような、旅の要素がある登山だ。

毎日家に帰るよりも、毎日風景が変化するほうが性に合っている。

 

登山をやりたい理由

これまでは、ロングトレイルや縦走にはある程度の経験が必要だが、その経験のための登山をしたくないというジレンマがあった。

 

しかし、最近は登山に対する気持ちが変化してきた。

それは、「地図読み」の本を読んでいて、なんだかハマりそうなほど面白いからだ。

 

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ところで、これはぼくがマウスパッド代わりに使っている木の端材だ。

樹種はメープルなのだが、登山好きな人なら言いたいことが分かるかもしれない。

仕事から帰宅してマウスパッドを見たら、木目が等高線に見えた。大の木工好きの自分が木目を見誤るほど、日帰り登山をする理由がひとつできそうな勢いなのである。